2000年 4月 10日 月曜 晴れ

バンフセンター到着

昨日の今日なんだけど、日本を出発したのが、10日5時40分。

バンクーバーに同じ10日の10時ごろで、カルガリーに向かう国内線への乗り換え時間が1時間半あったのでそれほどあせっていなかったんだけど、入国で長蛇の列。

バンクーバーの空港は奇麗で気に入っていたのに。

国内線方面に歩き、やっとカウンターを見付けると、受付の女性が「カルガリーの方は・・・」とせかす様に呼んでいて、チケットを見せると「貴方には、乗り換え時間が20分しかありませんよ」と言われてとにかく急いだ。

こんな時にかぎってなのだか、赤外線チェックでジャンパーも脱いでと言われて脱いだのが悪かった。

普段そんなことしないからすっかり忘れて、カバンだけもってB11のゲートに向かってしまったんだ。

ボーディングパスを渡したところで、あっつ と思い出して、チェックで忘れたことを言うと、女性が「もう時間よ、あなたを待つわけにはいかないの」と言われて、それでも数分だから大丈夫だろうと掛け戻った。

また赤外線の場所に出てしまい、ドアに立っていた女性に聞くと、ボーディングパスはどうしたと聞かれて、中でゲイトの女性に渡したと何度も繰り返し、でもあせっていたから英語になっていなかったかもな。

なんとか、すり抜けジャンパーを手にゲイトに戻ると、「ゴメンナサイ出発してしまったわ」。

おー(開発)

でも12時にB15から出発するから問題ないわと言われほっとした。

バックが気がかりだけど。

旅はこんなもんだ。

12時の飛行機は結局29分ほど遅れ、乗客を数分待てない飛行機が、数十分またすんだから不条理だな。でも落ちるよりいいので整備は万全にかぎる。

カルガリーからバンフへはバスで2時間。

時差ぼけが少々で少し眠った。

くもり空のカルガリーを北へハイウエーをたった7人の客を乗せて、つまらない冗談をしゃべり続ける運転手の運転ですすんだ。

1時間ちょっとして目を覚ますとそこには、日本であまり見ることの少ない切り立った山々連なる。

雲間からの太陽が白い山々をいっそう引き立て言われぬ美しさだ。

最後から2番目でバンフセンターで降ろしてもらい、思っていたより巨大だ。

冬に人が集まらないで、今回のような企画を開いて人を集めているのかとかんぐっていたけど、カナダ人の気質なのか、ホテルような部屋だし、一ヶ月の食事券も3食あって、バイキングの内容もいいし、コーヒーとかスタッフが運んでくれる。

居心地良さ抜群だ。

そうそう、チェックインを済ませ、僕の部屋がある2号館の前に白い息を吐きながら歩くとシカの剥製が迎えてくれる。

でかいなーと思いながら、スロープを上ると4頭が歩き出した。

放し飼いかよ。

これにはまいった。

今日は疲れた、ロッキー山脈をみながら寝よっと。

日は8時半ごろまで明かるいな。