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なんなんだ?ぶーるでる。 あんた すきか?

展覧会は04年4月3日-5月23日 『ケンタウルス1.5倍』
山梨県立美術館リニューアルアープと同じ日から開発好明の展覧会始まります。

 
1.5倍
何者
読み解け?
ケンタウルス
年譜
言葉
 
 
 
 
 
 

   
       


   

山梨県立美術館のエントランスにどーんと鎮座するブールデルのケンタウルス。

   
  制作日記

制作にまつわるあれこれを公開。

   
  私のブールデル

 

   

04年4月3日- 山梨美術館にて展覧会開催  ブールデルの彫刻に挑む!?
地元でついに展覧会です。僕にとってブールデルの作品はネロの教会にあったルーベンスの作品のようなものなの。初めて美術館に足を踏み入れたのは小学生の高学年の頃だったと思う。階段脇のオープンスペースに巨大な(今見るとそうでもない)ケンタウルスが神々しく僕を見下ろしていたのだ。
何故か数年前?もっとかもしれないが像が外に設置されてしまい、以前置かれていた場所が今回僕の展示場所と聞き、だったらケンタウルスとなった次第だ。
僕の美術人生において重要なこの作品を取り入れ、あわよくば飲み込むつもりで格闘したい。
素材はもちろん電化製品の梱包として使われていた発泡スチロール。オリジナルを1.5倍に大きくしキュービズム(ボッチョーニ)のように空間を切り裂くような作品として仕上がる予定。

     
  キュレーターアイ  
   
  美術館の周辺 喫茶ミレーの家(生姜焼き定食が絶品)  ほうとうの小作(言わずと知れた山梨名物)

大野屋(和菓子のディスプレーは必見)
   
  全国ブールデル


彫刻の森美術館に「力」、「勝利」、「自由」、「雄弁」、
という4体の大きな像と「弓を引くヘラクレス」
西荻窪個人宅庭にあるらしい。
山梨県立美術館 「叙事詩」1917 
姫路美術館 「横たわるセレーネ」「 モントーバンの戦士」「うずくまる浴女」
呉市立美術館 「弓を引くヘラクレス」
徳島県立近代美術館 「アポロンの頭」

   
  美術舌 新川貴詩(美術ジャーナリスト) あれは何年前だったかな、

村田真(美術ジャーナリスト)  かれこれ4半世紀ほど美術について

坂元暁美(上野の森美術館学芸員) 彫刻の森美術館に入ると

永山智子(佐倉市美術館) ブールデルといえば、

みなさん寄稿ありがとうございました。
私もブールデルについて書きたいと思われた方是非、寄稿ください。

   
   
  整体的見地から

友人A.Wちゃんから寄せられた面白い観察方法紹介。

整体協会の月刊誌におもしろいコーナーがあってね、仏像を整体的な見方から観るの。
それが最高おもしろいの。
整体は、身体の体癖からその人の質というか、肉体や感受性含めそういうのを観るんだけどね、それを仏像でやるの。

例えば
夢違観音という像を観ながら...
__唇の厚い、そり上がった形の...。
「気持ちはあるが、表現はうまく行かないといった、頭の中でブレーキがかかるといった型の人です。ですから、普通の人より迷いも多ければ悩みも多いのです。その迷いや悩みをやっとこさ押さえているという形の...」

飛天って有名な壁画あるじゃない?あれとかね、「この時代の人は目や口がみんな顔の真ん中に寄っていますね三種です。この時代は丸顔で、柔らかく、感情的、これが美人のタイプのようですね。色が白くて、頭が働かなくて、いつも食べ物のことに苦情だけを言っている、つまり理性が働かないタイプです。」
__性格的にみると?
「好きだ、嫌いだだけで、すべてを決める。好きなうちは熱心だが、嫌いになると見
向きもしないタイプの女性ですね」

とかこういう調子。
ケンタウルスは何種で、どういう性格の人だったかとか、整体の方から観たらおもし
ろいかも。
ロダンの考える人も、よく見ると、右腕が左足にのってるとか、無理なポーズだった
よね。あれも、頭をもたげてるのに、しょんぼりとかがっかりは見えない、前向きに
悩んでるように見えるじゃない?そうやって身体全体から体癖として彫刻に出てしまっ
てるみたい。だからみんなが「考える人」って思えるっていう。おもしろいよね〜。

 
  山梨県立美術館
    Yoshiaki Kaihatsu
    FADs art space